
工房の隣に住む斉藤さん。ニャンニャンの子供を、3匹そっくり引き取り、かわいがってくれています。春に生まれたヒメの子供2匹を含め、合計5匹。斉藤さんちは、すっかりネコ屋敷になっています。照くんは、「ニャンニャンのおばさん」と呼んでいます(笑)。
「ニャンニャンのおばさんが、また騒いでる」と、教えに来る照くん。「違う違う。ニャンニャンのおばさんじゃない!斉藤さん!」と。正貴くん。二人の性格は、まったく違います。
行ってみると、コウ太が外へ出ていなくなってしまい、探しているとのこと。コウ太の後ろ足は、事故で神経が麻痺し、ズルズルと引きずっています。
結末はこうでした。
コウ太が庭へ出て、入口のネットをかいくぐって、事故にあった道路に出てしまいました。農道ですが、見通しが良いため、かなりのスピードで車が通り過ぎます。いくら呼んで反応はゼロ...。
「コウ太。コウ太」と、探し回る斉藤さん。しばらくして、後足が不自由なことを思い出し、2本の線になった足跡をたどりました。
青ジソの茂みにコウ太は、隠れていました。ホッとしてコウ太をかかえ、家に連れて帰る斉藤さん。再び外へ出て、その青ジソをそっくり抜いてしまいました。
「コウ太は後ろ足が動かない現実を、『これが自分』と思っているんですね」
「二本足ですばやく動くので、ひ孫に『新幹線』と言っているんです」
「コウ太はエライ。励まされます」
「テレビで、ゴミ袋にネコを閉じ込める、虐待を見ましたが、信じられません」
コウ太が飛び出した外庭のきれいな花壇を、事故後すっかり片づけてしまった斉藤さん。そして今回、大事にしていた青ジソも...。
そうしてまでかわいがられているニャンニャンの子供(コウ太、フウ太、ヒメ)。ニャンニャンの頭をなでながら、「よかったね」「おまえの子供、かわいがられているねと、涙する私でした。
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